アメリカでは、現金をあまり、持ち歩かなくていいように
Check (小切手)、Debit Card (デビット)、Credit Card (クレジットカード)などが
一般的によく使われます。いずれにしても銀行口座を持っていないといけません。
ここではアメリカの銀行の仕組みや銀行口座の開設の仕方を紹介します。
どの銀行にする?
アメリカの銀行は、普通口座を開設するだけでも
銀行によってかなり違ったプランなどがたくさんあります。
州や市によってメジャーな銀行、マイナーな銀行もあり、
近くにATMや支店があった方が断然便利だと思います。
その辺も考慮して、どの銀行が一番自分に合ってるのか、
良く検討して見て下さい。
どのタイプの口座を開く?
●Checking Account(当座預金口座)
この口座を持つと小切手が使えるようになります。
金利は付かず、ほとんどが口座維持費がかかります。
給料を毎月振り込まれるようにしておくと、口座維持費がタダになるプラン
などもありますので銀行に聞いてみて下さい。
夫婦の場合Joint Accountといって、2人の名義で一つの口座を持つことができ、
どちらのサインでも小切手が使えるようになります。
銀行口座を開く際には、Saving Accountと一緒に
この口座を持つことが一般的です。
●Saving Account(普通預金口座)
日本の普通預金口座と同じ、出し入れ自由の口座です。
銀行口座を開く際には、CheckingAccountと一緒に
この口座を持つことが一般的で、利子が付きます。
●Certificate of Deposit(定期預金口座)
タイムデポジット、または
サーティフィケート・オブ・デポジット(略してCD)ともいいます。
日本の定期預金と同じで、一定期間引き出しが出来ないのが普通です。
口座開設に必要な物
□ ソーシャルセキュリティーナンバー
日系銀行では必要ない場合もあるようです。
□ 写真付きID 2種類
運転免許証、ステイトID、パスポートなど住所が確認出来る物。
私はグリーンカードとパスポートを持参しました。
□ 現金かCheck
最初に預け入れするお金です。
銀行によって最低いくらっていうのは違います。
私が最初に開いたBank of Americaの口座は最低$25でした。
以上のものを持って銀行に行くか、オンラインでも申し込めます。
口座開設の流れ
まず銀行に行って口座を開きたいことを告げると
係りの人のデスクに案内されます。
どのタイプの口座を開きたいか告げ、提出物を出します。
この時、口座のプランなどについて質問があればしっかり聞いておきましょう!
IDを提出すると、行員がPCに何やら色々と入力して時々
電話番号などをきかれるので答えていきます。
最後にテンキーを渡され「PIN NUMBERを」と言われるので、
4桁の PIN NUMBER (暗証番号) を入力します。(紙に書いたりしません)
更に、同意書にサインして、預けるお金を渡したら終わりです!
口座開設後
●Cash Card / Debit Card (ATMカード)
ATMだけじゃなくって普通にお店で使えます。
例えばお買い物して支払いする時「デビット?クレジット?」と聞かれるので
「デビット」と言ってカードをスライドさせ、暗証番号を入力すると、
自分の口座からお金が落とされるという仕組みです。
●Credit (クレジットカード)的な使い方
このデビットカードにはVISAとかMASTERのマークが付いていて
VISAとかMASTERの加盟店であるならどこででも
クレジットカード的な使い方ができます。
例えばお買い物して支払いする時「デビット?クレジット?」と聞かれるので
「クレジット」と言って、カードをスライドさせた後、サインをします。
その後、自分の口座からお金が落とされるという仕組は変わりません。
クレジットカード的な使い方っていうのは、人前で暗証番号を入力したくない
とか、デビット機能だと手数料を取られるプランの人が多用するみたいです。
●Statement
まず、日本と違って通帳がありません。
月に一回、Statement という取引の明細が郵送で送られてきます。
残高はATM、インターネット、電話などで確認できます。
→リサの体験談を読む